1.防波堤釣りに行くときに用意しておきたい7つの道具


防波堤での釣り方には、いろいろな形があります。それぞれ釣り道具が異なり、また共通するものがあります。

用意する道具については、ねらう魚や釣り方別に説明することにして、全般にわたってあれば便利、ぜひそろえたい品をあげてみました。

釣り具の進歩もめざましく、すばらしい道具が次々に生まれています。たとえば、クーラーを例にとってみると、保冷力から重量、魚の収納、排水、開閉に至るまで、新しいアイディアがほどこされているものが出てきています。

①クーラー
容量を、魚の大小によって使い分けます。クロダイのように大きい魚には、大きさが必要です。

クーラーの本来の目的は保冷力ですが、メーカーは競って新材質を使い、研究が進んでいます。

クーラーをもち運ぶために、ベルトとハンドル式があり、兼用になっています。ハンドルにしておいたほうが安定感があってよいと思いますが、道具の多いときはベルトにします。クーラー以外に、氷を保存するための簡易発泡の保冷箱を用意していけば、万全でしょう。

夏場には、釣れた魚を入れる他に、エサの保存にもクーラーは必需品です。氷の上に新聞紙を数枚重ねて敷き、その上にエサの予備を保存します。
ただし、クーラーからは小出しにするのが長もちさせるコツです。外気との温度差はエサの傷みを加速させます。

②バケツ
ビニール製、ズック製とあります。水汲みの用途以外に、投げ釣りの際に使用する竿架けにつるす使い方もあります。
バケツには、ロープをつけておきましょう。このロープで、堤防から転落した釣り人を救助した実例もあります。

③タオル、ゴミ袋用ビニール袋
タオルは汗ふき用手ふき用魚臭くなる魚用と2~3枚用意するのが便利です。
釣り人のモラルとして、釣り場にゴミを残さないために、必ずゴミを入れるビニール袋も持参します。

④ザック、リュック類
弁当、水筒、道具ケース、雨具、替えの衣類などを収納するのに必要です。大荷物にならない最小限度なら、ナップザックで間に合うでしょう。

⑤ライフジャケット(救命具)
磯釣り・堤防釣りでの、足場の悪い所や消波ブロックのある場所での釣りには、必ず着用したいものです。

⑥レインウエア(雨具)
ナイロン製とビニール製があります。
ビニール製は安価ですが、通風性が悪く、夏はムレます。その反面、冬などは簡便な防寒にもなります。

⑦ロッドケース
大切な竿を傷めないために必要です。
リールを竿につけたまま収納できるケースもあります。竿の長さ、収納本数によってサイズをそろえます。
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