1.クロダイ(チヌ)

地方で違う魚名の呼び方
クロダイ(一般)
クロチヌ
チヌ
チン(九州)
カワダイ
マナジ(三重)

磯や堤防での釣りで、クロダイ(チヌ)ほど釣り人をひきつける魚はないでしょう。それだけに、地方によって釣り方、エサなど独特のものが研究され、奥行きが深くなっています。

体長が30cmを超すとクロダイ(チヌ)と呼び、20~30cmまでを力イス(マツ)、それ以下をチンチン(ニサイ)と呼び名も変わります。

また幼魚期は全部オスで、2~3年の若魚はオスメスの両性になり、4年後の成魚になってオスかメスのどちらかに性転換をするおもしろい魚です。
絶妙の釣趣を有するクロダイ釣りは、まさに釣りのNo.1です。

特徴
体の形はマダイに似ているが、体色が銀色がかった黒色のため、クロダイと呼ばれている。丸みをおびたマダイと違って、やや口先と頭がとがっている。尻ビレ、背ビレが鋭いので取り込みに注意。

習性
夜行性で嗅覚、聴覚が発達していて、なんでも食べるどん欲な魚。警戒心が強く、人影やわずかな光にも敏感に反応する反面、荒れたあとの濁り潮のときなどは警戒心もうすれ、堤防のヘチ近くにも寄ってくる。


2.適度な濁りがぜひ欲しい
極端な濁りは別として、澄んでいるときより、濁りが入っているほうが断然条件はよいのです。適度な濁りや降雨、風は魚の警戒心をぐっと弱め、就餌欲に活性を与えてよい結果を生みます。

濁りが出る要因は風によるものと、川からの流水が主です。釣りができる程度の風の日は、向かい風の波っ気の多い所の堤防がよいでしょう。ウネリも濁りを呼びます。

川からの流水は、上流部に大雨の降った日が問題になります。川の流程により、1日から3日ぐらい遅れて河口に到達するからです。河口堤防では雨水の到達する日に注意しましょう。

台風などでシケたあとが、一応濁りの目安でチャンスとされます。濁り以外に、降雨時は雨で水面がたたかれるので、これも魚に安心感を与えて、日中釣りにはとくに適した条件ともなります。

調理方法
魚料理は生、焼く、煮るの順に、おいしく食べられるとされており、クロダイもアライと刺し身がよいでしょう。カイズクラスはウロコと腸をとり、濃いくらいの塩を振り、とくにヒレ、尾の部分はなすりつけるほど白く塩を振って焼くと、姿もきれいでおいしく食べられます。
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