普通の鯖とブランド鯖は何が違う1.・地方名/ホンサバ、ヒラサバ、ヒラス、マックリ、ノドサバなど(以上マサバ)、マルサバ、コモンサバ、ホシサバ、グロなど(以上ゴマサバ)
・分布/日本各地
・釣り場/防波堤、磯沖

関サバ、関アジといえば、値段が高いことで知られるブランド魚のひとつです。なかでも関サバは1尾5000円もの値がつくこともある高級魚です。では、関サバとはどんな魚で、ふつうのサバとはどう違うのでしょうか?

関サバは、豊予海峡でとれるマサバのうち、大分県漁業協同組合佐賀関支店の組合員が一本釣りしたものをさします。つまり、関サバという種類のサバがいるのではなく、漁獲法などの差別化によってつくり出された高級魚なのです。

関サバが全国に知れわたったのは、1980年代の終わりから90年代のはじめにかけてです。それまでの関サバは、アジのついでにとれた魚という評価しかなく、1尾200円程度で取引される大衆魚にすぎませんでした。

しかし、大分県漁協佐賀関支店が、業界初の商標登録を申請し、1尾ずつ手作業でタグをつけるなどのブランドの育成につとめた結果、「刺身でも食べられるサバ」として、その味のよさを認められ、一躍全国区になりました。その後、徹底した品質管理とブランド化が功を奏し、ふつうのサバの10倍以上の値がつくようになったのです。

そんな関サバと通常のサバとの違いは、まず関サバは傷が少なく、鮮度が保たれていることがあげられます。関サバは、網ではなく一本釣りで釣られ、出荷時間にあわせて活けじめにされているため、魚の身に傷がつきにくく、ストレスもかかりにくいのです。

そもそも、関サバがとれる豊予海峡は、エサとなるプランクトンが豊富で、潮の流れが速い場所です。関サバの身がよく締まり、年間をとおして脂がのっているのは、育つ海の環境のよさのおかげでもあるのです。

2.特徴
体形は紡錘形で体色は背部に暗青まだら色の虫食い状の斑模様があり、腹部は銀白色まだらなのがマサバで腹部にゴマ状の黒い斑模様があり、マサバより若干体が細くほぼ円形の体形のゴマサバがいます。

マサバは日本各地の水深のある沖合から内湾まで幅広く分布しており、ゴマサバはそれより若干暖かい海を好むといわれています。マサバは最大で50cmにもなりゴマサバは40cmほどになります。サバそのものが外道として嫌われるが秋から初冬にかけて脂がのって旨くなるのです。

ただし、“サバの生き腐れ”といわれるように外見は新鮮なように見えても中から傷むのが早いので、釣れたらすぐに活き締めにしたい。暴れないように頭を押さえ、エラ後方の付け根に包丁を入れ延髄と大動脈を切り、バケツに海水を入れ、魚を頭から入れて血を出します。

血が出なくなったら魚をビニール袋に入れ、真水(氷)に触れないようにしてクーラーボックスで保管しましょう。エラ、腹ワタも取ればさらに完壁になる。脂がのって新鮮なものは刺し身、しめさば、塩焼き、煮つけ、揚げ、干物などが最高です。


3.釣り方
若魚や幼魚は防波堤からも釣れる。仕掛けはサビキ仕掛けで釣り方はアジやイワシと同様だがアジよりタナは多少上になります。船釣りはサビキ仕掛けか片天ピン仕掛けになります。

寄せエサカン(プラスチック)やアンドンビシにコマセを詰め、片天ピン仕掛けは魚の切身エサを付け、仕掛けを海底に着底させ数メートルタナ切りをしコマセを振り出しアタリを待ちアタリがこなければ徐々に仕掛けを上げてアタリダナを探るとよいです。

その日によってタナが違うので幅広く探ってみたいところです。釣れると横走りをして隣りの人の仕掛けとオマヅリになるので一気に抜き上げましょう。



サバはなぜ生臭いのか
数をごまかすことを、「サバを読む」といいますが、その「サバ」は、魚のサバに由来するという説が有力です。 昔、魚市場でサバを取引するときは、早口で数を数え、箱に投げ入れながら売っていました。

大量に売りさばくときなどは、途中で1尾や2尾、数をごまかしても買い手にはわかりません。そこから、「サバ読み」といわれるようになったみたいです。

そのサバは、昔からの大衆魚であり、庶民の味として親しまれてきました。サバの塩焼き、サバのみそ煮などは、家庭でもおなじみのメニューです。

ただ、ひとつ問題点をいえば、生臭いことです。「あの生臭さがどうも苦手で」と敬遠する人も少なくありません。 サバは腐りやすい魚であり、またほかの魚とくらべて生臭いとはいえ、それは腐敗がすすんでいるからではありません。サバ独特のニオイの犯人は、皮や身の脂肪にたっぷり含まれているアミン酸です。

といっても、アミン酸は水に溶けるので、下処理でしっかり洗い落とせば、臭みが気になることはないはずです。 サバのみそ煮をつくるときは、切り身をザルにとり、皮目を上にして並べ、熱い湯をかけてシモフリに染ます。

塩焼きにするときも、同様に皮目を上にしてザルにのせ、強めに塩をふります。塩の作用で水分が出るときに、アミン酸もいっしょに流れていきます。

それでも生臭さが気になる人は、酒やショウガなど、ニオイ消しになる調味料や薬味を加えましょう。ただし、ニオイ消しに躍起になると、肝心のサバの風味まで飛んでしまうので、ほどほどに。


サバを釣ろう!
堤防で釣れるサバは小型であることが多く、タックルもそれに合わせて7~8フィートのトラウトタックルで構いません。

ラインは6~8ポンドを使用する40~45cm級が回遊している時は迷わず16ポンドくらいのショックリーダーをつなぐこと。また足場が高く、足元までルアーをリトリーブできない場所では、10フィート前後のシーバスロッドを使うと釣りやすいでしょう。

よく使われるルアーとはいってもサバはどんなルアーでも釣れます。ただし堤防となるとサバも30cm級までの小型が多いので小さめのルアーをセレクトしたいです。

ポッパー、ミノー、ジグ、スプーン、スピナー、ソフトルアーとなんでもOKです。魚が永いでいる層をみてベストのものをチョイスしよう。


大きめのサバを狙うのなら港の入口付近や潮通しのいい堤防の先端が一番確率が高いです。
もっともいつでも釣れるというわけではないので、情報を常に収集するように心掛けておきたいです。回遊魚は移動が速く、すぐにいなくなってしまうことが多いのです。

また小型のサバはエサ釣り師の撒いたコマセにつられて港内に集まることもあります。しかしこのコマセが曲者で、サバがコマセを食べ始めてしまうとルアーには全くと言っていいほど反応しなくなることが多いです。エサ釣り師とのトラブルも多いので、できるだけこのようなポイントは避けたほうが無難でしょう。

テクニックとしてはスローリトリーブのトゥイッチングが回遊中の群れによく効くのでお薦めです。

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