釣り知識6か条

1.難易度は条件で決まる


釣りの初心者がもっとも気になるのは、釣れるか、釣れないかということですが、これは魚影の濃さや習性などによって結果が生まれるものなのです。

むずかしい釣りになるか、やさしい釣りになるかは、さまざまな条件にかなっているか、いないかで決まると思ってまちがいないでしょう。

したがって、よりよい結果を得るためには、十分な予備知識を心得ておかなければなりません。

シーズンによって釣れる魚は異なりますから、なにが釣れているかも見きわめましょう。そのためには、地元の釣り具店や、新聞などの釣り情報掲載などにも注意をはらいましょう。

①対象魚について
寒くても暑くても、堤防のまわりには必ず何種類かの魚が寄っているものです。高水温、低水温を好む魚たちが、四季の移り変わりに応じて泳ぎ回ります。魚類は自分で体温を調節する機能はもっていませんから、直接肌で感じて回遊が行われます。

これを基に、ねらう魚に焦点をしぼりましょう。もちろん魚によって釣り方・ねらい場が異なり、それに適応した準備が必要となります。今なにが釣れるかを知ることが大切です。

②釣り方の使い分け
ねらう魚は底・下・中・上層のどこを泳ぐ習性があるのか、ヘチ・沖、といったポイントの違い、岩礁地帯か砂泥底か、などによって、投げる、探る、ウキ釣り・多数バリのサビキ釣りなどと、釣り方も異なります。

ねらう魚の釣り方が適しているかどうか、判断する必要がありそうです。その使い分けは、好みと、堤防周辺の形態、潮の干満、釣期のズレ、天候などを考えて決めましょう。

③潮の干満と潮まわり
潮の干満は、釣りにたいへん影響のあるものです。潮の干満によって移動する魚も多くいます。

とくに満潮前後はほとんどの魚に適しています。
この時間帯を、朝や夕方のマヅメ(うす暗いとき)に合わせるのがよいでしょう。

大洲まわりは潮流が速いので釣りにくく、小潮・中潮は逆に遅く、魚の動きが不活発です。中潮まわりが最高の潮まわりといわれています。

潮の干満とは水が動くことで、これが魚釣りに重要なのです。ソコリ(干潮の頂点)でも上げいっぱいでも、魚の食欲はこれから動き出す水によっておおいにうながされるからです。

④潮の澄みとにごりは好影響
河口域の堤防ではとくに影響があります。泥濁りの流水は別として、適度な濁りは大半の魚釣りに好影響を与えます。濁りの多くは暴風雨などによる天候の変化が主ですが、まれに湾内などの水が停滞している所に、夏から秋にかけ、海の色が茶褐色に変わる赤潮も発生することがあります。

この赤潮は汚水が原因とされ、釣りには悪影響をおよぼし、よい濁りとはいえません。
適度な濁りは魚の警戒心を弱める効果があり、全般にはチャンスとみてよいでしょう。

⑤よく釣れる時間帯
日の出の頃や、日没前後の明るさは、日の光が弱いので魚の警戒心が少なく食いがよく、昔から釣れる時間といわれています。

この時間帯を朝マヅメ、夕マヅメと表現しますが、釣りには絶好のチャンスタイムとみてよいでしょう。このマヅメに満潮を重ねるとさらに好結果を生む可能性が大きくなりますから、覚えておくとよいと思います。
もちろん、これ以外の日中でも釣りに向く日はあるわけですから、心配はありません。


⑥つり方のパターン
弊戒心が強い魚、鈍い魚、群泳する魚、一気にエサをのみ込む魚、吐き出す魚、目の前にチラチラするものならなんでも飛びつく魚…。このような魚の習性をうまく利用して考えられたのが、釣り方(仕掛け)の本筋です。
基本的な釣りの条件として、大切な仕掛けの用途や目的をしっかりと頭の中に入れておいてください。

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