1.釣りができる温泉(関東)
東京の奥座敷と形容できる大歓楽温泉から、2時間の山越えをしないとたどりつけない山奥の秘湯まで温泉の種類が最も多彩なエリアで、各々が好みのタイプの温泉をセレクトして楽しめる。

多彩なのは釣りも同じで、川から湖沼、そして海釣りは沖釣りから投げ、磯、堤防と何でもOK。特に大物狙いには伊豆七島がひかえている。


板室温泉 栃木県 那須温泉
噴煙はく茶自岳(那須岳)山麓に広がる那須高原は、鎌倉時代には那須一族の狩場であったところで、扇の的で知られる那須与一もここで弓の腕をみがいたもの。

今でも三十小屋温泉まで入ればクマやカモシカ、サル、キツネ、アナグマ、オコジョなど野生の生物が棲息して、狩場であったころの豊富な獲物が想像できるが、山麓に湧くいくつかの温泉をボルケーノハイウェーが結び、多彩なレジャー施設や別荘が建つ現在は、高原一帯がビッグなレジャーゾーン。

高原の自然は雄大で、関東平野を一望にし、春のツツジ、秋のリンドウ、そして紅葉は目をうばい、その中をジェットコースターがかけ抜けていく。
那須高原には那須湯本、新那須温泉、八幡、旭、北、弁天、大丸、三十小屋、板室の9つの温泉があって、合わせて那須温泉郷という。

板室温泉は他の温泉と少し離れて那珂川の支流、湯川沿いに小さな温泉街を作っている。
ここは約900年前に発見され、古くから下野の薬湯として知られ、那須温泉郷の中で最も湯治場の雰囲気を残している。

温泉は泉温が低いのでゆっくりと時間をかけて入る。そのため高血圧の後遺症には特効があると評判で、他にリューマチにも効く。
旅館20軒に共同湯もある。
那須温泉郷の中で最も魅力的な温泉といえば三十小屋温泉である。

朝日岳の西側中腹標高1450mの高所に旅館が2軒あるだけで、他は小屋ひとつない山の温泉である。車を降りてから2時間かけて山越えをしなくてはたどりつけないのだから、まさに秘湯中の秘湯。今も自家発電とランプを使用していて、朝日岳や三本槍の登山基地に利用されているが、湯治客も多い。冬は積雪が多くて一般の人は無理。

もうひとつ、朝日岳を源とする余笹川の渓間に湧く北温泉も素朴な湯治宿の雰囲気十分で魅力がある。玄関先には大きな温泉プールがあって、湯治客以外に観光客も訪れる。

釣り
手軽に釣るなら那珂川本流の国民宿舎があった前の河原、そして幾世橋下流の河原がおすすめ。ヤマメ、ウグイが釣れ、アユもこのあたりまでのぼる。

板室温泉より少し上流には那須・那珂川渓流釣り場がある。樹林の間に流れが引き込まれたもので、ニジマス釣り場、イワナ・ヤマメ釣り場にルアー・フライ専用釣り池があり、6月1日からはアユ釣り場が開設される。

鬼怒川温泉 栃木県鬼怒川
鬼怒川温泉駅と鬼怒川公園駅までの間、鬼怒川が岩をけって流れるあたりは、両側に高層の近代的な旅館が建ち並んで温泉街が広がっている。中心は黒鉄橋界隈で、ここから見る鬼怒川は周囲の岩が織りなす峡谷美がすばらしい。

温泉が発見された江戸時代には、土地の人間と日光奉行との間に所有権争いが起こって一般の入浴が禁じられたこともあるが、今は旅館数50軒を誇る大温泉に発展し、旅館はほとんどがデラックスで高層化している。

収容人員も2万人と多く、団体客の利用が多いので歓楽的色彩も濃い。
鬼怒川温泉駅前の船着き場から6km下流の鬼怒川大橋まで鬼怒川ライン下りの船が出る。

乗船してすぐの楯岩橋をくぐると眼前に楯岩の絶景がせまり、奇岩怪石の間をぬって、しぶきにぬれて楽しさ十分。
鬼怒川温泉と川治温泉の中間にあるのが竜王峡。3kmにわたる美しい峡谷で、渓谷沿いには自然研究路が整備され、約1時間で峡谷の核心部を一巡できる。

釣り
手軽につるなら温泉街を流れる鬼怒川近くに観光ヤナがあって放流も盛んなので魚は濃い。アユ、イワナ、ヤマメも釣れるが、おもしろいのはウグイ。
しっかり釣るなら竜王峡を狙う。
観光客の少ない静かなところをミャク釣りで探る。
イワナ、ヤマメにニジマスが混ざり、超大型のウグイも釣れる。


日光湯元温泉 栃本県・奥日光
日光湯元温泉は戦場ガ原の北西、湯ノ湖北岸にある温泉で奥日光最奥、群馬県との県境に近い位置にある。
温泉の発見は奈良時代にまで遡り、湯治の湯として長い間親しまれ、一部に残る石畳や木造の旅館に歴史の古さが感じられる。
旅館は約30軒。

昔からの木造の湯治宿から近代的設備のリゾートホテル、それにアウトドア志向のコテージまでバラエティに富み、国民宿合もある。
温泉は中禅寺温泉や光徳温泉に給湯するほど豊富で、白濁して硫黄臭が強い湯はいかにも温泉という感じがする。

付近の自然は多彩で、新緑。紅葉の季節はもちろん、登山、ハイキング、釣り、そして冬のスキー客が訪れて周年賑わいをみせている。

釣り
日光湯元温泉からの釣りなら温泉街の目の前に広がる湯ノ湖になる。
湯ノ湖は三岳の溶岩流が湯川をせき止めてできた湖で、うっそうと茂る木々に囲まれて神秘的なムード。全般に水深は浅く、北部の一部を除いて冬は結氷する。
釣りはルアー& フライが主で、立ち込む者も多いが、貸しボートを使う方が断然有利。
また、湖周囲には自然歩道があるので、探り歩いてもいい。

魚はヒメマスとニジマスが多いが、ブルックトラウト(カワマス)、ブラウントラウト(ホンマス)、ワカサギ、コイ、フナ。
湯ノ湖は禁漁があって、解禁は5月中旬~9月いっぱい

中禅寺温泉 栃木県 日光
いろは坂を登ってすぐの中禅寺湖畔にあるのが中禅寺温泉。
男体山を背に、湖水を前に建ち並ぶ約25軒の旅館はどこも設備がよくて高層。
温泉は硫黄泉で湯元温泉からの引湯。そのため冬は加熱する場合もある。
温泉街というより湖畔のR120沿いには、みやげ店や飲食店が多いが、歓楽色は強くない。

釣り
温泉街の目の前にある中禅寺湖は日光国立公園の湖沼中最大で、釣りでは関東では芦ノ湖と人気を2分する釣りのフィールド。
日本の代表的な高山湖に数えられ、湖岸には温泉の他に別荘やキャンプ場があって、ボート遊びや水上スキーが楽しめる。

この湖にネイティブなブラウントラウトが棲息しだしたのは、昭和の初期にブラウンが移入、放流されてから。生産、放流をくり返しているうちに野生のプラウンが棲息するようになったのである。中禅寺湖のルアー&フライ対象魚の種類は多い。ブラウン、ヒメマス、レインボー、レイクトラウト、イワナ、ヤマメ、サクラマス、ブルックトラウトなどで、これにエサ釣りのワカサギ、コイ、フナ、ウグイが加わる。
中禅寺湖には禁漁と禁漁区がある。

釣り場は東側のみで、松ガ崎と対岸の菖蒲ガ浜を結ぶ西側は禁漁区になっている。
解禁は5月1日~9月15日まで。
温泉近くのポイントは立木観音下、二荒山神社前、各桟橋で、特にセミが湖面に落ちる6~7月はセミをイミテーションしたルアーやフライによるセミ釣りがおもしろい。


伊香保温泉 群馬県榛名
伊香保温泉は榛名山の北東中腹、標高約700mの高所にあって、万葉集にも名が見られる古くからの名湯。
旅館数は約80軒で、設備のよい旅館が階段状の道路、斜面をはさんで建ち並び、その間にみやげ物店や飲食店が軒を連ねて湯の町情緒をかもしだしている。
古くから湯治場として知られていた伊香保をより著名なものにしたのは、明治に入ってからの徳富直花の小説『不如帰』。

以来東京に近い避暑、保養地として文人。名士らが訪れ始め、一般の保養、行楽客も多くなった。
源泉は温泉街の上、海抜850m付近にあって、近くには露天の共同浴場がある。
泉質は42~65度の硫酸塩泉、石膏泉。茶褐色を帯びた湯は昔から女性の湯治場として知られ、婦人病、不妊症に効果があるとされ、湯治を目的にした女性客も多い。

源泉近くの露天風呂の他に町役場近くの石段のところに石段の湯という共同浴場があって、6つの内湯と露天風呂、サウナなどがあるベルツの湯もある。
伊香保温泉と伊香保榛名道路で結ばれる榛名湖は榛名火山のカルデラにできた火口源湖。

湖岸のカラマツ林の中には周遊道路がつけられ、自転車なら40分で1周できる。
湖は全体的に遠浅で、涌き水が水源になっているため四季を通じて水位が変らず、釣れる魚はヘラブナ、プラックバス、ニジマス、サクラマス、コイ、ワカサギなど多い。
特にブラックバスの魚影の濃さは県内でも随一。そのため通ってくるアングラーが多くてバスは少しスレ気味である。

バスの主食はワカサギ。したがってルアーはミノーがよく、それもサスペンドタイプが断トツに効果がある。
夏から秋はやはリトップウォーターで、ポイントは南側の道路下と西南の湖畔の旅館付近、それに沼尾川の流れ出しだ。

榛名湖のもう1つの人気釣り対象魚はワカサギである。
この湖では8月にワカサギのポート釣りが盛期に入る。
初心者でも1束以上は期待でき、10月いっぱい釣れ続いて、11月中旬にはエサを追わなくなる。1月中旬までは期待薄だが、1月末になると結氷して、穴釣りの盛期になる。



千倉温泉 千葉県外房
千倉は房総半島の東端にある漁業と花の町である。海岸の南半分は白浜から続く岩礁地帯で、クロダイやメジナの好ポイントが数多く点在し、北半分の白い砂が続く海岸は瀬戸浜海水浴場、南千倉海水浴場があって、夏は海水浴客で賑わう。
付近は花の栽培も盛んで、冬から春にかけてはキンセンカ、ストック、ポピー、フリージアの花が鮮やかな彩りを見せる。

千倉駅の南には千倉温泉があって、2軒の旅館がそれぞれ源泉を持っている。
湯はビールのような色をした硫黄泉で、リューマチ、神経痛に効く。温泉ムードはないが、魅力は多彩な魚介の味覚である。

釣り
千倉の狙いは南と北から大きく伸びて向かい合う千倉港と平館港。
かつては多勢の釣り師が日参した釣り場だが、近年は釣り場が分散してかえって釣りやすくなった。千倉港の堤防外側一帯はクロダイ、メジナ、ウミタナゴの好釣り場。

サヨリがまわれば1束の釣りもでき、夜釣りでは電気ウキのエサ釣り、ルアーでスズキが釣れる。50mほど沖にはイシダイのポイントもあるが、近年は釣果をきかない。
平館港も外側一帯でメジナとクロダイが釣れる。作業所前の岩壁はまずめ時のアジ、サバの小物釣りがおもしろい。

南の忽戸境港は堤防先端付近でクロダイ、忽戸港はメジナが釣れる。
千倉港から北に続く砂浜はキス、メゴチ、イシモチの釣り場だが、夏は海水浴客が出て釣り場が少なくなる。

大島温泉 東京都伊豆大島
大島は世界三大活火山に数えられる三原山をシンボルとする周囲50kmの伊豆七島中最大の島。
東京から120km、七島で最も本土に近く、東京竹芝、横浜、熱海、伊東、稲取から船便がある他、空の便もある。

島をほぼ1周する道路が海岸線に点在する元町、差木地、波浮、泉津、岡田の集落を結び、気候は黒潮まっただ中の島だけに温暖。
昭和61年の大噴火はまだ目に残るが、大島温泉はその三原山の北側中腹、標高480mに湧く温泉で、79度の高温の湯は大島温泉ホテルに引かれている。
ホテルには大パノラマ風呂、家旅風呂、露天風呂があって、特に湯舟につかりながら噴煙たなびく三原山を一望する露天風呂は魅力

釣り
東京に近いだけに多勢の釣り人が寄せるので釣り場は少し荒れ気味だが、その釣り人の足がより遠くに向きだして釣り場は少し復活してきた。釣り場の特徴は一部を除いて遠浅で、イシダイや夏場のアカハタは遠投を必要とされるが、上物には関係ない。
主な釣魚はメジナ、ブダイ、ササエ(イズスミ)、イシダイ、イシガキダイ、シマアジ、ヒラマサ、カサゴで、時にはモロコも顔を出す。

釣り場が100カ所以上を超えるので、どこで竿をだしても何かしらが釣れるが、大島への初めての釣行ならメジナ、ブダイにしぼって二つ根、無津代、ヨコブチ、黒崎、松崎、笠松のいずれかを狙うといい。
2~3回までの釣行はポイントヘの入口を知るためにも釣りガイドを使うといい。ガイドは車、エサ付でメリットが多い


名栗鉱泉 埼玉県奥武蔵
東京都と埼玉県の境界に近いぼうのみねはかな山容で登りやすい山。
山頂から奥多摩、奥秩父など360度のパノラマが得られてうれしいのだが、より楽しみなのが下山して来た道の傾斜がなくなったところに名栗ラジウム鉱泉の1軒宿、大松閣がひかえていること。

ここは建久年間(1190~1199)に平家の落武者がこの湯を見つけて傷を癒したと伝えられ、打ち身、切傷、神経痛、胃腸病の効能は古くから知られていた。
大正の歌人若山牧水はこの素朴な山のいで湯を好んで、数種の歌を残したという。大松閣は装いこそ立派なものに変わっているが、今も山の趣きをそこここに残している。
大檜風呂に埼玉県下唯一の天然ラジウム鉱泉があふれる浴室は本の香りが匂うよう。

ここは料理も楽しい。春はヤマメにタラの芽、夏はアユ、秋は栗ときのこに川魚、そして冬はカワマスとコイ、それに猪鍋など旬の響宴である。
名栗川は東京近郊では数少ない清流なので、夏休みは大混雑をする。
この時期は釣りというより川遊びを兼ねた方が正解。それならウグイ、オイカワもいるのだから、なかなかチャンスがない濁し釣りにチャレンジしたらどうだろう。

釣り場は名栗鉱泉から原市場あたりまでがベストで、ウグイ、オイカワにヤマメやニジマスが混ざるし、アユもいい。支流は炭谷入、人見入などでイワナも釣れるが、形は小さい。


箱根湯本 神奈川県箱根
小田急のロマンスカーなら新宿から1時間30分。新幹線から箱根登山鉄道に乗り継げば東京から1時間。
箱根湯本温泉は首都圏から最も近いリゾート箱根温泉郷の玄関で、早川と須雲川が合流する地に位置している。

ここは今から1200年前に発見された湯というから歴史は古く、江戸時代には伊勢参りや富士詣での旅人も必ず立ち寄って、たいへんな賑いをみせたという。
旅館は箱根で最も多く60軒を超え、早川と須雲川の出合いから旧街道に沿う高台にまで広がり、さらに須雲川に沿って静かな山間の温泉という雰囲気を持つ奥湯本と呼ばれるエリアもある。旅館はいずれも設備がよくて収容力を持ち、早川に沿う国道付近はみやげ物店が並ぶ。川のせせらぐ音の中に夕闇がせまると旅館が湯気にけむり、そぞろ歩く浴衣客の横を三味線をかかえた芸妓が座敷に向かう。

湯の町情緒を強く感じさせてくれる温泉である。温泉はリュウマチ、神経痛、高血圧、皮ふ病に効く無色透明の単純泉と冷え症、婦人病に効く合石膏弱食塩泉の2つ。
昔から湯治に使われているだけに効きめは確かである。

釣り
温泉街を流れる早川は流程の短い小河川で、渇水の影響をあまり受けず、降雨による濁りも雨が止めばすぐに澄むのが特徴。
かつてはヤマメもよく釣れた川だが、早川といえばやはりアユ。

メインの釣り場は河口から湯本までの約6kmだが、東電発電所取水ダムから下流堰堤までの間にもアユを放流している。
川の規模から見て早川は放流が多いうえに天然遡上がたいへん多くて魚影は濃い。
友釣り以外にドブ釣りの名所で、効果があるのは青系の毛バリだ。

ここでやってみたいのがチンチン釣り。
玉ウキを使った毛バリの流し釣りで、独特の風情がある。
他ではヤマメ、ニジマスを放流している。
箱根湯本温泉は海釣りにも便利な位置にあって、江ノ浦堤防と並ぶ西湘きっての大物釣り場である米神堤防が近い。

米神堤防はクロダイとメジナがメインだが、ウミタナゴやブタイ、アジなども釣れ、夏はソウダガツオもまわる。
ポイントは堤防先端に限るが、ここは南風が吹くと波が洗うので注意。


湯河原温泉 神奈川県湯河原
箱根から大観山を経て椿ラインを下ると奥湯河原温泉に出る。延長18.6kmの椿ラインは沿道に椿6000、桜5000株を植えた出色の観光ドライブウェイ。
奥湯河原温泉は約10軒の数寄屋造りの高級旅館が閑静な山合いに建ってしっとりとした感じ。

さらに進むと藤本川に沿って湯河原温泉の温泉街が細長く開けてくる。
ただしこのルートは箱根経由のもので、通常は小田原から海岸を通るR135で1本である。

ここは「……刀比の河内にいずる湯の…」と万葉集にもでてくる古い温泉で、刀比は土肥のこと。そのころの湯河原は土肥一族の根拠地だったのである。
湯河原は古くはコゴミの湯、コウメの湯と呼ばれ、現在も万葉公園の隣にコゴメの湯という町営の共同浴場がある。

コゴメとは子産めの意味だから、ここは子宝の湯なのだ。そういえば温泉も婦人病によい弱食塩泉である。
湯河原は文化人に愛された温泉である。国木田独歩、谷崎潤一郎、与謝野夫妻、吉川英治がここを訪れ、作品に登場した作家は数えきれない。湯河原町郷土資料館にはこれらの文化人に関する資料が残され、ほかに三田佳子モデルの浮世絵がある。

釣り
温泉街を流れる藤木川はニジマスを放流しているので、放流直後は釣果があがり、奥湯河原より先はヤマメも可能性がある。海釣りなら真鶴が近い。真鶴半島の三ツ石や釜ノロでイシダイ、メジナを狙うのもいいが、福浦港のクロダイが魅力である。


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