同じ釣り方で魚が学習して警戒されプレッシャーが高い時は移動する
魚のプレッシャーが高いとき 1.魚を15匹放したとして、半分の7匹ぐらいはすぐに釣れます。ところが魚は学習するんです。たちまち釣れなくなります。

学習するのか、放流した魚のうち、ものすごく腹が減っているのが先にかかったのか、あとの魚は痛い目にあったことがあって用心深いのかもしれませんが、ここからは素人の釣りではむずかしい。

そこで、やおらお父さんの腕を見せて株を上げようじゃありませんか。さて、どうするか? 「エサを変える」単純にそれだけです。いくらばかりでずっと釣ってきたら、ミミズに変える。ミミズでずっと釣ってきたら、いくらに変える、バイオちゃんに変える、ぶどう虫に変える、それでもだめだったら全部つけてみる。

ここまでしてだめだったら、その釣り場を休ませましょう。釣り場を休ませるというのは、釣らないということです。子どもたちも近くで遊ばないようにして、人気をなくすようにします。30分以上、1時間も休ませたら、また釣れるようになります。

そのときに重要なのは、その釣り場に近づかないようにすることと、他人に釣られてしまわないことなんです(笑)。放流した魚を狙ってくる人がときどきいるんです。

釣れなくてあきらめて帰ってしまった家族のあとを狙って釣りにくる管理釣り場の常連がいるんです。「あっ、それうちのです!」と叫ぶか、釣り場になにか置いておいたほうがいいかもしれません。

さて、ここでちょっとウラ技というか上級編を教えます。このように魚の警戒心が強くなった状態を「プレッシャーが高い」とか、「魚がすれる」というのだけれど、そういうときはハリスの号数を落とすんです。

管理釣り場で素人に渡すようなサオは、ぜったいに切れない1号とか2号のハリスがついています。素人は無理をして糸を切ってしまうからです。1号のハリスならどんな目の悪い魚でも、このエサには糸がついているってわかってしまう。だから糸を気づかせないために細い糸に替えるわけです。

天然の渓流釣りでは、1号のような太いハリスは使いません。もっと細い08というのを使います。糸にはもっと細い0.6号、0.4号まであります。ナイロンで0.4ミリだと本当に見えないぐらいで、それぐらい細い糸だと釣れます。

釣れるけれども取り込めずに、糸が切れてしまいます。だから08、06、04で取り込むために必要な道具として、竹のサオではなくて、もっとしなるやわらかいサオがある。そういうサオを使うことで取り込むことが可能になります。

そして暴れる魚をおとなしくさせるテクニックとしては、空気を吸わせるんです。魚を全部引き上げると糸が切れやすいので、目の部分だけを上げて、パクパクしているうちにエアかみ、つまり空気を吸わせてしまう。

そうするとおとなしくなるんです。そしてスーッと引き寄せて、たもを入れる。たもも急に入れると魚がびっくりして暴れるから注意します。こういうテクニックがあれば、釣るのがむずかしくなってからも釣れるんです。

この記事を見た人は、合わせてこんな記事も読んでいます!
ナチュラム