1.今何が釣れてる?貴重な釣り情報の収集方法まとめ
ショップ・釣りクラブ
海に限らず魚を釣るとき一番気になるのが釣れている情報だ。情報源は色々あるが、中でも
確実性の高い情報源は仲間たちだ。
日頃から各地を釣り歩いている人は新鮮な情報をいくらでも持っており、こんな人が仲間にいれば色々教えてもらえる。できれば活動的な仲間で、お互いに(ここが大事)情報交換できる人がいい。
仲間をつくる手段としてはルアーのプロショップに出入りするのが手っとりばやい。通っているうちにいつも新鮮な情報を持っている人が分かってくるはずなので声をかけてみよう。これらプロショップにはクラブがある場合が多いので、入会するのもいい手だ。
ただし人の持ってくる情報ばかりをアテにせず、自分で探すことも忘れずに
とくに初めての釣り場、港(釣り船)へ行く場合、何と言っても便利なのが釣具店です。
有名な釣り場近くには必ずといっていいほど釣具店(エサ屋)があります。こうした釣具店の情報は、現地のことですからかなり正確です。当たりエサ、仕掛け、釣り方、時間帯などのほか、船釣りなら上手な船宿も教えてくれるでしょう。
NTTのハローダイヤルなどで探すのが得策です。
漁協からの情報収集
全国の主要河川のほとんどに内水面の漁業権が設定されており、地域の漁協が中心となって放流事業を行っています。
そのため釣り人から入漁料を徴収し、放流資金や釣り場の整備に充当しています。
したがって、漁協にはどこの流域に、どの程度の放流をしたのかを公表する義務があり、釣り人の問い合わせにも答えてくれるはずです。
アユ釣りの場合、友釣りが主流となった昨今では、オトリアユの有無が釣行を決定する大事な要素となるので、現地に近い漁協や釣具店の情報がどうしても必要になります。
電話で確認する際には、入漁料と支払い方法(事前に払った方が安上りのケースが多い)、オトリや渓流釣りのエサの有無、道路案内や釣り場のガイド、どの程度釣れているのかといった釣況についても尋ねます。
また、シーズン前後なら、解禁から禁漁の期間も確認の大事なポイントです。
渓流釣りもアユ釣りも、解禁・禁漁は全国一律ではなく、地域によって、あるいは魚の生育状況によって違うからです。概して、解禁は西日本で早く、冬が長いためか、北に向かうにしたがって、遅くなるのが通例です。また、釣り方に制限を設けている河川もあるので、この点も確かめたほうがいいでしょう。
釣況については、いずれも釣り場を知り尽くした地域の超ベテラン達の釣果ですから、初めて訪れる人には望むべくもない数字と考えたほうがいいでしょう。
川釣りの場合、水量が釣果に決定的な影響を与えます。前日に大雨が降ると、まったく釣りにならなかったりします。数日前の雨などでベストコンディションにあるときと、ガクンと水量がなくなってしまってから釣るのでは、明らかに釣果に響きます。
海釣りの場合は、情報網の発達した地域では、新聞、雑誌などで簡単に乗合船などの遊魚船を見つけられます。
しかし、漁業の合い間に釣り案内もするといった地域で頼りになるのは、やはり漁協でしょう。
また、港の近くの釣具店では釣り船や貸しボートを斡旋してくれる場合もあります。この場合の釣り船はほとんどが少人数での仕立船(貸切り船)ということになります。
新聞など釣り欄
ある程度確実な情報源として、スポーツ新聞などの釣り情報欄がある。ある程度という意味はルアーの情報が少ないということである。したがって
エサ釣りでの情報を元に推定してターゲットを決めなければならない。
新聞の釣り情報欄の自分が行ける釣り場に注目し、情報提供している釣具店などに詳しい状況を確認してみよう。釣り場の状況や魚のサイズ、釣り方や釣れているタナなどを聞き出し、ルアーでの可能性について考えてみればいい。
シーバス情報に限らず海にはルアーで釣れるターゲットがたくさんいる。イナダやソーダ、カマスといった、エサ釣り師たちが喜んで狙うようなターゲットは我々ルアーマンのターゲットでもあるのだ。
昨年の釣り雑誌
釣り雑誌は実際に釣れた情報が載っているので信頼性は高い。しかしこれはあくまでも取材時の新鮮な情報であり、月刊誌が発売された時には既に釣れなくなっていることが多い。少なくとも1カ月、悪ければ2カ月前の情報なんてこともあるので釣れなくて当然かもしれない。
しかし
多くの場合、毎年同じようなターゲットが釣れ、その時期や状況が似ていることが多い。したがって月刊誌は、一昨年のものを常にチェックしながら、今シーズンの狙いを定めるための手段にも利用できるのだ。
雑誌でおおよその見当さえつけておき、ポイントの近くの釣具店などからマメに情報収集すれば、ベストシーズンを逃さずにすむだろう。
2.釣り場に足を運ぶ
情報を仕入れるための基本中の基本はフィールドへ足を運ぶことだ。新聞の釣り情報にしろ、昨年の釣り雑誌にしても、結局一番確実なのは自分の目で確かめた情報なのだ。
なにも釣り場に行って必ず釣りをしろというのではなく、常にどんな魚が釣れていて、どんな海の状況になっているのかを見に行くだけでもOKである。
普段は湾内に入ってこないような回遊魚が海が荒れたときなどに港内で釣れることがよくある。こんな美味しい情報はアッという間に通り過ぎていってしまうので、常に足を運んでいた人だけがいい思いをすることができるのだ。
また、エサだと難しいがルアーだと簡単に釣れるターゲットも多いので、行ったついでにルアーをキャストしてみれば確実だ。
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