1.メバルについて
冬から春にかけて句を迎えるメバルは、関東では春の訪れを知らせる春告魚。
「メバル=目張るの名前のとおり、大きな目玉がトレードマークだ。そのメバルは、引っ越し好きの魚としても知られる。
春先、母魚の胎内で孵化し、一度に数千匹も生まれてくる赤ちゃんメバルは、体長わずか4ミリたらず。そこから立派な大人になるまでに、棲みかを3回も変える。
といっても、生まれて間もないころは、プカプカと海を漂っているだけ。この段階で、多くの赤ちゃんメバルが、ほかの魚のエサになって食べられてしまう。 運よく生き残ったメバルは、やがて浮遊生活をやめ、内湾に最初の引っ越しをする。
移り棲むのは、豊富な海藻の中に小型の甲殻類が多く棲む「藻場」である。 このころになると、メバルの食事メニューは変わり、小さいエビやカニ、ワレカラなどの甲殻類を食べるようになる。そのための引っ越しである。
だが、エサの宝庫といえるこの場所には、スズキやアイナメの幼魚など、競合相手がたくさんいる。メバルは、熾烈なエサの争奪戦をくり広げなければならない。
そこでメバルは、10センチくらいに成長すると、沖の海へとふたたび引っ越しをする。
今度は
岩礁の割れ目などを棲みかにして、10~20匹の群れで協力しあって、エサをとるのである。競争相手が多い昼間は寝ていることが多く、
エサを探すのはもっぱら夜だ。 海の中のメバルは、上を向いて立ち泳ぎのような姿勢で群れていることがあるが、あのポーズはメバルの寝姿。
それも、全員がいっぺんに寝てしまうわけではなく、仲間の1匹は群れの安全のために起きて見張っている。そしてエサを発見すると、ただちに仲間に知らせる仕組みだ。この連携プレーのおかげで、近場のエサだけでなく、遠くにいるエサにもありつけるのである。
2.メバリングロッドの選び方
道具はどれにしてもピンからキリまであります。値段相応と言ってしまえばそれまでですが、やすいものが悪いというわけではありません。
メバリングロッドはかなり安く中古が出回っています。5,000円あればかなりいいものが買えると思います。
メバリングロッドは大分類すると、「ソリッド」と「チューブラー」に分けられます。
ソリッドは、柔らかく食わせ重視です。その分細かいアクションなども吸収されてしまうので、魚にやる気があれば良く釣れるが面白味に欠けるとも言えます。
チューブラーは、ソリッドに比べると硬いです。その分食い込みは悪いですが、ルアーアクションがつけやすくなっています。食わせて合わせる醍醐味みたいなものがありますので、釣るのは難しいが釣る面白味があると思います。また活性の低い時はソリッドよりも優位だと思います。
それと、メインフィールドの状況にもよりますが、あまり長い竿はお勧めしません。場所にもよりますが、取り回しも考えて、7フィート位がいいと思っています。
「ソリッド」と「チューブラー」
メバル用ソリッド…タダ巻きで乗せる釣りに向きます。ラインは何でもOK。
メバル用チューブラー…遠投して掛ける、長さのあるものが多いので分離リグを扱う釣りに向きます。遠投するなら感度を得るためPEがお薦め。
ソリッドのしなやかさって半端ないんです。
ギルの「ツンッ」ってアタリあるんですがそのアタリだけで竿が曲がるんです!糸張ってないのにです。
糸が張ってないのにそんだけ曲がるってだけでなんか楽しいと思います。ソリッドはそんなロッドです。でもシーバスのでかいのが来たら折れる可能性もあります。だから万能なのはチューブラーだと思います。
ちなみにメバルのみをターゲットにされるのであれば、ソリッドが良いと思います。メバルのアタリはブルーギルに似てますが、ブルーギルよりも目が良くて繊細なところがあります。それにメバルは群れてる事が多いです。メバルのアタリで「コンコンコンッ…」てのがあるんですが、ルアーを食べて泳ぎ回っている感じのアタリなんです。
チューブラーだとこのアタリの直後にばれる事があります。
これは恐らく糸を張った状態に対してメバルが張りを感じ取り、ルアーを放したのだと思います。ソリッドだと先が軟いのでなかなかラインが張った状態にならずやはりしっかり食わせられます。
初心者さんならタダ巻きで勝手に釣れる釣りが良いと思います。向こうアワセでリールを巻いていればティップが入って魚が釣れます。もちろんアジも釣れます。7~7フィート半のロッドがよいです。
廻りに上級者がいて、習うことが出来るなら6フィート台のアジング用ソリッドを勧めます。
フォールで掛ける釣りは、アジでは当たり前ですが、メバルにも効果的です。なによりもバイトが出るタイミングを自分で作れるのでただ巻き続けるよりも楽です。
そして、アタリを取って掛ける楽しさも有ります。
アジもフォールで掛ける釣りをした方がキャッチ率は高いです。
メバル用チューブラーロッドでもアジング用ソリッド同様な掛ける釣りが出来ますが、どうしてもロングロッドが多いです・・・。
3.ロッド一覧
メバリングロッドで、ダイワの月下美人MX
ヤマガブランクス「ブルーカレント」←人気
アピア「レガシーブルーライン」←自分も使ってみたい
アブガルシア「ソルティーステージ」←アジング
シマノ「ソアレss」「ソアレci4+」
メジャークラフト「トルザー」「クロスライド」←普通にいい竿
・オリムピック - カルツァンテEX
・メジャークラフト - ザルツ メバルカテゴリー
・がまかつ - Hawkeye Light Game Series
ダイワ
シマノ
ブリーデン
エバーグリーン
ヤマガブランクス
オリムピック
メジャークラフト
アブガルシア
バレーヒル
パームス
ヤリエ
オフト
天龍
がまかつ
メガバス
ect…
店頭でいわゆるライトゲーム(メバル・アジング)ロッドと言われるものとエギングロッドを比べてみると分かるかと思います。
メバル・アジの方が軽いルアーを使うため、
ライトゲームロッドは非常に軽く繊細なロッドが多いです。
ただ、メバル・アジ用の違いは正直はっきりとは分からないと思います。そもそも、
メーカーによってはメバル・アジと区別せずライトゲーム用で一括りにしているものもあります。
エギングロッドに関して言えば、積極的にロッドアクションを行う釣りであるため
・先調子
・シーバスロッドなどに比べ、やや硬めで張りのあるものが多い
・ガイド径が小さく、比較的軽量のロッドが多い
という特徴があります。
モノによってはソリッドティップやライトエギング用など一部例外もありますが、恐らく大体はこんな感じです。
基本的には
エギを動かすための操作性と、着底や潮流、イカのバイトを感じるための感度に優れています。
ラインはフロロカーボンで、クレハシーガーR18フロロリミテッドの2lbがおすすめ。
リールに巻く作業はお慣れでないのなら、最初は釣り具屋で巻いてもらって下さい。
少し細いですが、たぶん十分です。
ワームはとりあえず臭いですが、ガルプから入る方がいいかも、釣れるから。
1inchミノーのSWバージョン。
ジグヘッドは、自分はスミスのたけちゃんを多用しています。
0.9gと1.2g,それと1.8gの3種類。多分それぐらいが一番使いやすいです。
浮いているヤツは、自分はスプリットで対応しますので、
それ以外に必要なモノは、ゴム張りガン玉の3B(1個約1g)とがまかつ針の管付き伊勢尼6号。
まあジグヘッド単体専用セットみたいなモノですが、最初はこの釣りから入る方がよろしいかと。基本です。
この記事を見た人は、合わせてこんな記事も読んでいます!