1.メジナ(目品)
地方で違う魚名の呼び方
メジナ(関東)
グレ(九州)
クロダイ(九州)
クシロ(伊豆) 大60Cm
メジナ釣りの主流はほとんどが磯場で、堤防付近で専門にねらうことは少ないといえます。湾内の堤防でのメジナ釣りは小メジナが対象です。
小さくてもメジナはメジナ。
ハリ掛かりしたときの引きの強さは魅力的です。しかも数が釣れるので、家族連れで楽しめます。
小メジナ釣りをステップにして、本格的な大型メジナ釣りへの挑戦もよいと思います。小メジナ釣りは、堤防にメジナか寄れば入れ食いで釣れます。また、ハリはずしのときに乱暴に扱うと死んでしまうので、魚を傷めないようにはずしてやってください。
特徴
外海に面した荒磯、潮流の強い所に大型が多くいる。
静かな湾内で幼魚期を過ごす頃は岩礁の間に群れている。ほとんど一年中釣れ、その姿がみられるので、これといったシーズンはとくにない。
習性
成魚ほど強く明るい光を嫌い、曇天、雨天、夜、朝夕のマヅメを活発に動き回る。幼魚期は夜明けとともに沖のほうへ移動し、日没の頃にまた海岸近くにもどる。成魚になるにつれて、湾内にもどらなくなる。
2.仕掛け
リール釣り用の竿は5mぐらいのやわらかい磯竿、ウキ釣り専用にはノベ竿でまに合います。港内で釣るときは、3mぐらいの短い竿でもよいでしょう。ときにはサビキ釣りでも釣れます。
仕掛けはいたって簡単で、家族連れで釣るときは、リール釣りよりノベ竿釣りが好適でしょう。
ここではごく標準的な仕掛けを紹介しておきます。いくつかありますので、その場に合った仕掛けを使うことをおすすめします。
ウキ釣り専門のノベ竿の仕掛けは、ウミタナゴやアイナメ釣りにも兼用される、いわば万能タイプの仕掛けとなります。
サビキ釣りも、小アジ、小サバ、イワシ、サッパなどの小魚もいっしょに釣れる仕掛けになっています。
メジナ調理方法
少々磯臭さはありますが、大型は刺し身にするとおいしいです。
中型以下は煮つけが向いています。臭みが気になる人には、水は使わないで、砂糖、しょう油、みりんにショウガをすりおろして入れ、落としぶたをして味がしみ込むまで煮込むとよいでしょう。
釣れたらすぐにナイフでしめて、血を抜いておくことも忘れないでください。
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