地方で違う魚名の呼び方
キスゴ(関西、九州)
シロギス(関東)
カワギス(鹿児島)
キッゴ(長崎)、アカギス(徳島)
ウジュル(沖縄の方言)
平均の大きさ8~28cm
風薫る5月、八十八夜を過ぎる頃になると、シロギスはかなり接岸して、防波堤からも遠投せずに釣れるようになります。
俗にいわれるチョイ投げは簡単で、短い竿で楽しめるので、家族連れの釣りには最適でしょう。
シロギス釣りの条件は、内湾の静かな港で、砂地の底であることです。堤防の近くにテトラや岩礁かあっても、沖がなだらかな砂底であれば合格です。
少し専門的になりますか、沖目の岩礁群の間にポッカリ空いている砂底を数回投げて発見できれば、良型のシロギスが釣れるでしょう。
特徴
シロギスは、砂底を数尾の小さい群れで泳ぐ。紡錘形の細長くスマートな体形で動作は機敏、海の女王にふさわしい美しい魚。
エサの吸引力が強く、のど深くのみ込まれることが多い
習性
高水温を好み、盛夏の頃には波打ちぎわの近くまでくることもある。
やや神経質で、警戒心が強く、水温が下がる晩秋以降は深場におちていく。
産卵は初夏から秋で、この頃がシーズンといえる。
2.シロギス釣りの用具選び
釣り場の構造と季節によって、用意する用具が変わります。最近人気があるチョイ投げ釣りは、手軽にキス釣りが楽しめるトップクラスです。3m前後のリール竿に、小型スピニングリールをセットしたとても簡単な道具立てで、これならチビッ子たちにも楽しめるでしょう。
キスのポイントが沖目にあったり、シーズンがずれているときは、やや本格的な投げ釣りになり、多少のテクニックが必要です。両方の違いは近くへ投げて釣るか、遠くへ投げて釣るかという点です。
主にチョイ投げは、竿を手にもって仕掛けを引く釣り方なので、竿は1本で士に合います。
遠投釣りはもちろん1本でもかまいませんが、竿架けを用意して2~3本並べて釣る方法が多く用いられています。
シロギス料理方法
よく好まれるシロギス料理
キスのたんぱくな身はだれにも好まれ、天ぷらが一般的です。大型のキスは三枚におろし、うすくソギ切りにして冷水でキュッとしめた刺し身がよく、中型級のキスはウロコを引いて塩焼きにすると、適度な身のしまりがあって美味です。数の多いときは、背開きにして少し強めの塩水につけ、1、2日天日に当てれば冷蔵庫でも保存できます。
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