アオリイカ

1.アオリイカの特徴
アオリイカは平均胴長45cm、ウデの長さを入れれば1mを超える大型のイカである。
分布は北海道以南で、堤防や磯から釣れるほど沿岸の浅場に棲んでいる。夜行性で、かつてはウグイやニジマスなどの生きエサを使って釣っていたが、現在は餌本を使うエギングが盛んである。周年釣れるが、大型は産卵をひかえた4~6月に多い。

ポイント
磯・防波堤とも先端に小魚が集まるところがねらいになる。
単なる岩場でなく、砂混じりで海草が多ければベスト。
潮通しがよく、前方に隠れ根など根があれば最高である。
港で常夜灯や船明かりがあれば最高だ。潮まわりは満月の大潮の日がよく、潮時は潮止まり以外はOK。
夜釣りだが、早めに釣り場に入る。

2.釣り方
餌木をポイントと思える根より先にキャストして、引いてくる。
ボトムに沿ってスイミングさせるだけの棒引きでも、フォールとジャークをくり返すシャクリ引きのどちらでもいい。どちらのアクションも餌木が沈んだ時にイカが乗ることが多い。困るのは餌木が重くなるのがイカが乗ったのか、あるいは根がかりのせいなのかわかりにくいこと。
イカが乗った場合は強く合わせないで、ラインを張って引き寄せる。



餌木をキャスト&リトリーブ
アオリイカは近年急速に人気が出てきた海のターゲットだ。日本古来からの餌木をルアーフィッシングと組み合わせ、美味しいソルトルアーのターケットとして急上昇中だ。今やエギングをやったことのない人は時代遅れと言ってもいいくらいなのである。

釣り場は堤防や磯で、ルアーと同じように餌木をキャストしてリトリーブしてくる。最近ではルアー感覚で操りやすく作られたものもある

餌木のボディには布巻き、塗り、焼きがあり、関東では布巻きに人気があるようだ。またハリの部分はカンナと呼ばれ全傘と半傘の2種類がある。特に半傘は下側半分のカンナを無くしたタイプで、餌木を曳いたときの根掛かり防止にひと役かうとされている。

多彩なタイプと型
餌木を有効に使ってアオリイカを確実にのせるためには基礎を知っておくと便利だ。
餌木はルアーでいうフローティングを曳型、シンキングをシャクリと呼んでいる。曳型はそのままだと水に浮き、曳くことによって沈む。シャクリは着水と同時に沈むので、カウントダウンしてアオリイカの遊泳層に合わせて曳いてやればいい。

また型も色々あるが、中でも大分型、山川型などが関東方面では一般的だ。大分型はジックリ狙うのに向いており、山川型はルアー感覚で瞬発力に優れている。狙うアオリイカの大きさと使用する餌木のサイズは、上表を参考にして決めるといいだろう。

タックルは2パターン
アオリイカのタックルは秋口の小型用と春先の大型用に分けて考えたほうがよい。もちろん秋口でも大型の釣れる可能|生のある場所ではしっかりしたタックルで望んだ方がいいことは言うまでもない。

足場が低く小型が多い場所なら8フィート
前後のトラウトロッドで十分だ。この方がアオリイカの独侍の引きをたっぷり楽しめるし、文字通り一粒で二度美味しいのである。

足場が高かったり、大型の釣れる時期や場所なら迷わず9~11フィートのアオリイカ用のエギングロッドを使おう。もちろんシーバスロッドで代用もできるが、アオリイカを乗せてからのバラシを考えると、アオリイカ専用ロッドは良くできている無難なロッドといえる。

棒引きとシャクリ
アオリイカのエギングには基本的に2種類の釣り方がある。入門にも適しており、比較的簡単に釣れるのが棒引きと呼ばれる釣り方だ。これは呼び名のごとくただただ単純にリトリーブするだけだ。しかも超スローリトリーブでだ。

目安としてはハンドル回転するのに5~8秒くらいと覚えておけばいいだろう。もちろんその時の状況によってこのリトリーブスピードは変わってくるので、いかに早く適正スピードを見つけるかが釣果を左右する。

もうひとつはシャクリだ。これは餌木にポーズを与える時間があるので、この時にアオリイカが抱き付きやすく、確実にフッキングさせるのに有効な方法だ。しかも餌木の存在をアピールしやすいメリットもある。

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